こんにちは、レオン(@leon_pdm)です。
2020年4月24日に突如、Facebookがビデオチャットサービス『Messenger Rooms』を発表しました。Zoomを使ってビデオ通話をしながらの飲み会が増えていますが、Facebook製品を利用して、複数人でのオンライン通話ができる日が近づいています!2年ほど前からZoomを利用している身からすると、Zoomの接続安定性が最近かなり落ちていると思っています。また長時間使用した場合、Macbookが熱くなったり、重くなったりするのもかなり不便です。
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『Facebook Rooms』で私たちが利用できる機能は下記の5点です。
※先日発表されたリリースや米国の紹介動画を参考にしております。
- 時間制限なし
- 最大50人までオンラインで同時通話可能
- ゲスト(参加する人)はFacebookアカウント不要(URLのシェアのみ)
- 背景変更やアバターでの参加が可能
- 面識のない人が入らないよう入室制限を設定可能
注目して欲しい点は、利用時間の制限がないことです。
最近Zoomを知った方は知らない人も多いと思いますが、無料版のZoomは40分の制限があります。現在は、全てのユーザーに対して時間制限を無くしているので無制限で利用できています。
今後Zoomの時間制限が復活した場合は、40分毎にZoomのミーティングルームを作成して、メンバーを招待・リンクを共有する必要があるのでめちゃくちゃ面倒です。
『Facebook Rooms』は無制限で利用できるので、時間を気にせずビデオ通話できるので使い勝手が格段に上がると思います。
他にも(少ないとは思いますが、)Facebookユーザじゃない方でも『Facebook Rooms』を利用できるのは嬉しい機能です!
※ルームを管理する方(ホスト)だけは、Facebookアカウントが必ず必要になるようです。

一方で、『Facebook Rooms』でできないことは下記の3つになります。
他のビデオ通話サービス普通にはできて、『Facebook Rooms』にはできないこともいくつかあるので注意してください。
- ビデオ通話内のチャット機能
- ビデオ通話の画面録画機能
- スマホからの画面共有機能
プライベートで友人などとビデオ通話をする限りではそれほど重要なポイントではないですが、ビジネスなどで利用するにはあって欲しい機能かなと思います。
Facebook自体もビジネスで『Facebook Rooms』を利用することはあまり想定指定なさそうです。
(恐らくですが)『Facebook Rooms』利用中に、Messengerを起動することは可能だと思うので、そちらでメッセージを送れば問題はないかなと思います。

Facebookからのリリースを見る限りでは、『Facebook Rooms』はβ版のようなもので、機能の追加や世界規模での展開を視野に入れているようです。

この時期に急遽プロダクト開発を行い、このレベルのβ版をリリースできるFacebookの開発力は本当に脱帽レベルです。
既存のFacebook製品(Messenger・Instagram、WhatsAppなど)を見ても、ビデオ通話をすることは可能だったので目新しいことはないですが、世界で月間アクティブユーザー数25億人を超えるFacebookがビデオ通話サービスをリリースするということは本格的にビデオ通話の市場を取りに来ているのかもしれません。
来月(2020年5月)は、『Facebook Rooms』に関するリリースがたくさん出ると思うので、当記事は都度アップデートしていく予定です。

参考 Facebookのソーシャルビデオチャット機能Roomsの実力をチェック
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